こちらでは、スペースエイジ や ミニマルな部屋作りに合うような、ちょっとしたインテリア雑貨、便利グッズなど、私の主観によりミニマルデザインのコーナとしてご紹介してまいります。
その第一弾として、皆さまにご紹介したいアイテムがこちら
1951年 創立の、東京と大阪に本社を置く、日本企業ナカバヤシより販売されている
その名も。。ウォールポケット!
そのまんまですが、スペースエイジ がお好きな方には ピンッ と来たはずです。
そう
以前こちらでもご紹介させていただいた、インゴ・マウラー( Ingo Maurer )と、ドロシー・ベッカー( Dorothee Becker )によりデザインされた、
ウーテンシロ ( Uten.Silo ) に非常に近いプロダクトです。
パクリ?と思いましたか?
いいえ、そんな野暮な事言ってはいけません。
実は、 スペースエイジ 全盛期には、このようなパネル型の ウォールポケット が数多く企画されては消え を繰り返していました。
そのしのぎ合いは 非常にマニアックで、
ポケットの 配置や 形など、ウーテンシロには 無い面をもつ、奇跡のプロダクトなど
発売元などの 詳細が分からないアイテムが、ヴィンテージ品 として、海外を中心に e‐bay などのオークションで 現在も 高額で取引されています。
私自身、意外に知られていない、Uten.Silo Ⅲ の他に、詳細不明のウォールポケットを沢山目にしてきました。
主に友人宅や、デザインブック、オークションなどで見つけますが
なに分 本当に詳細が分からないので、買うタイミングを逃した時の
2度は出逢えない、あの喪失感 …。
スペースエイジファンの方なら分かっていただけると思いますw
現在はウーテンシロの小ぶりなリプロ品が出回っている中、
このナカバヤシのウォールポケットは、 新しい機能を取り入れていて、大阪万博以降 到来した スペースエイジブーム の古き良きの空気感を感じてやまないのです。
さて、前置きが長くなりましたが
次にナカバヤシのウォールポケットについて詳しくお話していきましょう。
ナカバヤシ ウォールポケットの特徴
このウォールポケットの特徴といえば、この小ぶりなサイズ感です。
サイズ:横 20.9 cm × 高さ 20.9 cm
重さ:約 235 g と非常にコンパクト
また、マグネット式なので
扉や冷蔵庫の側面など気軽に設置することができ、裏側上部の穴にフックを引っかけたり、付属のパーツをつける事で、スタンド式としても使用可能です。
カラーバリエーションは
【ホワイト】 【ブラック】の 2 色展開です。
それでは、
ポケットのバリエーションなど、さらに詳しくご紹介します。
ナカバヤシウォールポケットの種類
ポケットパターンは私がお調べした限りは、全部で4種類のようです。
その4種類を簡単にご紹介いたします。
1.丸型のポケットが4つ付いているモデル
2.縦長のポケットと、丸型のポケットが2つ付いているモデル
3.縦長ポケットと、丸型ポケット、小さなマグネットボードが付いているモデル
4.マグネットボードと、横広のポケットが付いているモデル
» こちら を見ていただければ分かりますが、
1000円 程とお手頃なので、お好きなモデルをそれぞれチョイスして、横並びや、4つ貼り付けて正方形状に設置することも可能です。
このウォールポケットとの出会いは、3年程前に近所の 島忠 で発見し
『これは….!』
と 衝動的に4つ購入し、現在はナショナルのWillの冷蔵庫の側面に貼っています。
そこそこ使い勝手はいいのですが、値段も安いので若干のチープさは感じます。
また、基本的にホワイト一択の私ですが、このウォールパネルに関してはブラックにしました。
その理由は、
純白が好きな私的には、なんというので言うのでしょうか …。
若干青みがかった、ブラックライトに反応しそうなタイプの白なので、やや注意が必要です。
『 真っ白が欲しいな 』という方はその点は知っておいた方がいいと思い、老婆心ながら書かせていただきました。
スペースエイジ の頃からこのような ウォールパネルは再販がされにくいので、悩まれた方は お早めにご検討されるのもいいかもしれません。
今後もこちらには、私が見つけた ちょっと使えそうな ミニマル なアイテムをご紹介していきますので、どうぞお楽しみください 。